お釈迦さま　おさとりの日　成道会（じょうどうえ）

　お釈迦さまは29歳で出家され、６年間修行されました。そして35歳になられた年の12月８日、空に明けの明星が輝くとき、菩提樹の木の下で「さとり」をひらかれました。このことを「成道」といいます。それは、私たちがほんとうに意義ある人生を歩む「道ができた」ということです。そしてその「道」は多くの人々によって受け継がれて、現代に生きる私たちにまで届いております。

　私はお釈迦さまの座られたインド・ブッダガヤの菩提樹の下の金剛宝座や初めて説法をされたサールナート（鹿野苑）を巡礼いたしました。

　本園の成道会では、お釈迦様が、おさとりを開かれる前に、村の娘スジャータの捧げたミルクを飲まれて元気を回復されたという故事によりまして、皆で温かいミルクを頂き、お話しを聞いてお祝いをいたします。（園長　今湊良敬）

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ブッダガヤ

サールナート

乳粥供養

初転法輪

園児作品展と父母の会バザー御来園と御協力のお礼

　本園第64回園児造形作品展と父母の会バザー開催にあたりましては、園児保護者の皆さま方より多大なご協力とご援助を賜りまして誠に有難うございました。ここには改めまして、厚く御礼申し上げます。

　当日の天候を心配しておりましたが、幸いにも無事開催することが出来ました。御来園下さった皆さま方は、子どもたちとご一緒に各フロアに展示した造形作品をご覧頂けたことと存じます。ご感想いかがでしたでしょうか。

　３歳児の造形作品「自分の大好きな動物さん」。とても３歳児らしいかわいい作品でしたね。３歳児はその育ちが未分化期「夢と現実の区別がはっきりしない時期」ですので、身近にあるペットボトルや牛乳パック、包装紙、布切れなどを組み立てて製作します。「見立て」の世界ですね。

　４歳児になりますと「見立て」の世界も広くなります。いろいろな素材を組み合わせて自分の夢を製作しようとしているのですが、その「組み立て」の技術に苦心していたようです。性質の異なる品々との接着が難しく、友だちと話し合いながら製作をすすめておりました。子どもたちの説明を聞いて頂けましたでしょうか。

　５歳児は共同製作です。巨大な恐竜を製作して楽しみました。５歳児はグループの中で友だち関係も深まっておりますから、一緒に相談したり、工夫したりすることが出来るようになります。年長さんたちは10月に自然科学館で恐竜を見学してきました。５歳児たちは未知の恐竜の世界が大好きです。そこで恐竜ワールドの共同製作となりました。いかがでしたでしょうか。

　３・４・５歳の園児たちの発達段階を御覧いただける造形作品展でした。

　最後になりましたが、父母の会お手伝いのお母さま方には大切な日曜日朝から夕まで一日中ご奉仕賜りましたこと、園長・副園長・教職員一同感謝し心より御礼申し上げます。（園長　今湊良敬）