高く泳ぐや鯉のぼり

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園庭に立つ樹齢二百年の大ケヤキがいっぱいに広げた若芽の間からすがすがしい青空がのぞいています。その下で子どもたちは三輪車やサッカーや先生と鬼ごっこをして元気よく楽しく遊んでいます。お砂場でのダンゴづくりやトンネル作りも賑やかです。(砂も川砂に入れ替えました。)

「百瀬の瀧を登りなば たちまち龍になりぬべし  我が身に似よや 子ども等と 高く泳ぐや 鯉のぼり」中国の昔のお話です。天と地との境にある百段もある大きな瀧を、一気にさか登った鯉は龍になるという言い伝えから日本では男の子の元気な育ちを願って鯉のぼりを立てる習慣となりました。今年も年長さんは大きな鯉のぼりを共同製作します。幼稚園のお空に泳がせて楽しみましょう。

ところで新潟市の近郊は今や、チューリップや桃や梨の花が満開です。連休に入ります。子どもたちとご一緒に野外の自然に触れて頂きたいと存じます。子どもたちの目や鼻の鋭い感覚で捉える驚きや好奇心や発見に私たちも共感することで、幼児たちの感性や知性が育ちます。春は駆け足で通り過ぎます。もうすぐ立夏ですね。どうぞ皆さま、子どもたちとご一緒に、行く春をつかまえにお出かけ下さい。幼児たちにとりましては「体験こそがすべて」です。よろしくお願いします。 (園長 今湊良敬)

 

 

 

 

 

2015年4月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : ahjk7h65f89yq3iot6o4