関東・東北豪雨お見舞い

このたび関東・東北地方における大洪水大水害に遭われた皆様方に心より御見舞いを申し上げます。                          

ところで、この大水害は私たち新潟市民にとりましては他人事ではありません。皆さまご高承の様に新潟はその地名で示されておりますとおり、日本一の大河信濃川と阿賀野川のデルタ地帯です。

昔から大洪水・大水害が度々起きました。その為に信濃川に大河津分水路が掘削され、それでも危険であるということで関屋分水路が作られました。

それまでは亀田郷はじめ小新地区・亀貝地区は「娑婆地獄」といわれる程、秋の稲刈りは「田舟」を使った胸まで泥水につかりながらの苦しい作業でした。毎秋亡くなられた方もおられました。

先日、所用でオークラホテルへ行きましたが、信濃川の水面がホテルの下の道路より高いのが見えました。高くて広い堤防が築かれており、関屋分水路で信濃川の水流をコントロールしておりますが、天災は人智の及ぶところではありません。

幼稚園では10月23日に津波・水害に備えて避難訓練をいたします。避難先は隣接するホテルイタリア軒にお願いしてあります。 (園長 今湊良敬)

 

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500年前の新潟市(資料:新潟市歴史博物館)

 

 

 

 

 

 

 

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日本海に流れ込む大河津分水路(正面)と信濃川(右)

 

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日本海に流れ込む関屋分水路路(左)と信濃川(右)

 

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 亀田郷の田植え

 

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亀田郷の稲刈り(田舟)

 

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平成10年8月4日 冠水した大堀幹線

 

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360Kmの長旅を終えて、満々と水をたたえて日本海に流れ込む信濃川

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : ahjk7h65f89yq3iot6o4