「落語に学ぶ」上手なお話しの仕方

 

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日本の伝統芸能の一つに落語がありますね。私も大好きで昔はラジオ、昨今はテレビやビデオで楽しんでおります。ところで、この落語ですが、落語は「枕・本題・下げ」と話が展開しています。先ず身近な笑い話から始まって、場の雰囲気が高まったところで本題話に入り、最後に「ストン」と落して「おしまい」となってますね。

 
幼稚園でお部屋での先生たちのお話しも同じことが言えます。「おはじまり」になって、それまで元気よく、とび廻っていた子どもたちは、お部屋に入って自分の席に着いても友だちと、さまざまにかかわっていて、先生のお話しを聞く態度ではありません。そこで先生は子どもたちに聞いてもらいたい本題に入る前に、手遊びや季節の話おいしい食べ物の話など子どもたちの興味を引く「枕」話から始めます。これを教育的には「導入」といいます。この「導入」に何を話すかが先生たちのくふうが大切になるところです。これも大切な環境構成です。ご家庭でもこの方法でお話ししてくださると効果ありますよ。(園長 今湊良敬)

 

 

 

 

2015年10月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : ahjk7h65f89yq3iot6o4