「からだ」の中はどうなっているのかな

幼稚園では、毎年5月の中頃に園医先生から健診をして頂いております。園医先生は、「ハイ、アカンベーをしてね。」「アーンと口をあけてね。」「胸とポンポンを出してね。」と聴診器を胸にあてて調べて下さいます。
子どもたちは園医先生が何をしておいでなのかよく理解は出来ていないと思われます。不思議なことに歯科健診の際に恐がって泣く園児はいませんが、内科健診になると泣いて恐がる子どもたちがおります。どうしてなんでしょうか。全く不思議なことです。
さて、そこで健診の事前か事後に子どもたちに「私たちの体の中は、どうなっているのだろう」「どんなものが入っているのだろう」と話す為のよい教材はないものか、といろいろ調べました。ぴったりの教材がありました。ボーネルンド社のあそび環境カタログ2014年版の「サイエンス」部門に「ドクタードール・アーウイン」が掲載されてありました。説明に『人体を学ぶためにドイツの小児科医とシギキット社が共同開発した遊具。お腹には肺、心臓、腸などの内臓が。「ウンチってどうやって出るの?」などの疑問に応えてくれるドクタードールです。』とありました。園長のイメージとピッタリの人形でした。「私たちのからだの中はどうなっているの?」そんな子どもたちの旺盛な知的興味、好奇心を刺激して、それに応えられる教材です。このような幼稚園教育の場が、子どもたちの科学の芽を育てて、自分の身体を大切にする気持ちが育ちます。
そこで年長・年中クラスでドクタードールを持ち出してお話しをして、子どもたちの反応を記録しています。
さあ、子どもたちは「自分のからだ」について、どのくらい知っているのでしょう。とても楽しみです。(園長 今湊 良敬)

 

平成26.5.16 園医先生の健康診断中

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ドクタードール アーウィン君

DD-Irwin

 

2014年7月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : ahjk7h65f89yq3iot6o4