今年の新潟市内は本当に珍しく積雪のない冬でした。子どもたちは、雪合戦も雪だるまづくりもできず少々気の毒でしたが、私どもにとりましては幼稚園生活もスムースにすすめることができましてありがたいことでした。2月の中頃インフルエンザによる欠席が目立ちましたが、それぞれのご家庭の早期のご配慮のおかげさまで、ひなまつりおゆうぎ会も無事、楽しく賑やかに開催することができました。ご協力有難うございました。
さて、今年度は、4月7日に新学期始業式、10日には第62回入園式を挙行させていただきます。新年長組・新年中組の園児はじめ 保護者の皆さま、それぞれ進級されまして、おめでとうございます。お子さまたちの、すこやかな御成長を心よりおよろこび申し上げます。
みほとけさまの限りのないご慈悲と、ご両親様はじめ ご家族皆様方のあたたかなご理解とご協力をいただいて、光り輝く未来社会へ小さな胸を夢いっぱいにふくらませて巣立っていこうとしている幼児たちです。健康で、楽しく充実した幼稚園生活を過ごされますように、園長・正子副園長、相馬主任はじめ、全教職員一同努力いたす所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
さる3月20日には本園第61回の修了式を挙行させていただきました。修了園児の子どもたちのキラキラ輝く瞳をみながら、一人一人に修了証書を手渡しましたが、修了証書の最後の番号は6528番でありました。本園創立以来61年の間6528名の子どもたちが新潟中央幼稚園から巣立ってゆかれたということであります。このことは、本園が61年にわたりまして新潟の子どもたちの幼児教育にいささかな貢献をさせていただいたことに大きなよろこびを感じますとともに、この間本園の幼稚園教育をご理解いただきましてご協力を賜った保護者の皆さま方はじめ、本園をとりまく地域社会の皆さま方に深甚の敬意を表しまして、心より厚く御礼申し上げる次第でございます。
保護者の皆さま、今年度も何とぞよろしくご協力・ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。(園長 今湊 良敬)
2014年のアーカイブ
ひなまつりおゆうぎ会のご案内
3月2日(日)に本園々児生活発表会「ひなまつりおゆうぎ会」を開催いたします。 当日のプログラムを差し上げましたが、ご覧のように全園児たちと年長組のお母さま方の特別参加もあって、楽しく賑やかなおゆうぎ会となります。御家族皆さま方にはご来会くださって、沢山のおほめの拍手を贈ってくださいますようお願い申し上げます。
年少さんは、生まれて初めてのステージになると思います。男児はさまざまな楽器を持ってミニミニコンサートです。女児はとてもかわいい衣装を着けてのダンスです。園長は3階ホールのステージでおけいこをしている子どもたちに「お家の皆さんおいでになるからガンバッテ…ね」と声をかけておりますが、自分のことより友だちのことが気になる3歳児たちです。なかなか賑やかです。さて、当日はうまくいくでしょうか?
年中さんはオペレッタ「アントン先生はおおいそがし」です。年中(4歳児)さんたちは自分の役割をしっかり考えて歌ったり、踊ったりして演じています。けれどもステージへの登場のタイミングが難しいようで、大さわぎです。何しろ本園ステージは「幕」がありません。控えの子どもたちも「丸見え」です。これは本園のステージの特色で、幼児たちに必要以上の緊張感を与えないよう配慮したものです。どうぞ「出番」を待つ子どもたちの様子も御覧ください。
年長さん達は、幼稚園とお別れのステージです。年長さんは大型紙芝居と器楽演奏です。大型紙芝居は年長さん達の大好きな「トイ・ストーリー3」を、それぞれグループ毎に製作して上演します。大合奏の演目は映画で観た「パイレーツ・オブ・カリビアン・メドレー」です。ピアニカの演奏も上達しました。又、ミュージックベルの演奏も自分のパートをしっかりと振っています。お父さま、お母さまには、子どもたちの成長されて自信にあふれた演技をご覧いただけることと存じます。沢山の拍手をお願いします。
年長組のお母さま方による童話劇「白雪姫」が賑やかに特別参加してくださいます。年長組のお母さま方は、幼稚園を修了される子どもたちへの贈り物として、子どもたちの喜ぶ顔が見たいという思いで、ゆき・ほし・きく三組のお母さま方が一つの願いのもとで、心を合わせておけいこをしていらっしゃいました。役者さんはじめステージの背景や小道具や舞台装置・照明や音楽効果など。皆さまされぞれの才能とセンスを発揮されて、力を合わせてとても楽しく華やかなお芝居づくりをしておられます。毎日何かと御多用の中をおけいこや製作のために御来園くださっておいでのお母さま方には園長といたしましては、「有難うございます」と、心より御礼を申し上げます。特に又、寒い中園庭で自家用車の駐車整理係のお母さま有難うございました。このお母さま方の力を合わせた「白雪姫」の上演を機会に、お母さま方の「ママ友」としてのしっかりとした「絆」が育っているように拝見いたしました。どうぞ皆さま御来園の上ご声援の拍手をよろしくお願い申し上げます。 (園長 今湊良敬)
2月26日にリハーサルを行いました。
年少組 楽器あそび
年長組 うれしいひなまつり
年少組 ゆうぎ
年長組 大型紙芝居
年中組 オペレッタ
年長組 うたと合奏
年長組お母さま劇
おゆうぎ会プログラム
もうすぐ一年生
3月の中旬頃に年長さんたちに小学校と幼稚園のちがうところをお話ししますが、
全園児の中には長男・長女や一人っ子のご家庭も多く
初めての小学校もおいでですので、皆さまにご案内します。
先ず1年生の入学式には、新しいランドセルの中へ「ドン」と、とても重い教科書を頂きます。
幼稚園には教科書はありませんが、小学校は「教科教育」です。
小学校には皆さまよく御承知の教科の時間割があります。
授業時間は45分です。この授業中は、授業に集中しなければなりません。
勝手に教室を出入してはいけません。このことが一番心配しているところです。
年長さんたちには「おしっこ」や「水のみ」は、お休み時間にすませるのですよと、よく理解できるようにお話しします。
次に「お勉強は何するの?」です。
1年生になって新しい机や椅子を揃えたご家庭も多いことと思われます。
さて、そこで「お勉強って何するの?」です。それは「復習」と「予習」です。
机に向かったら、まず「復習」です。
今日学校で習ったところをもう一度やってみましょう。
この復習が一番大切なお勉強なのです。
学年が上がるとより一層大切です。
園長は修了して大学に進んだ子どもたちから「園長先生の復習のお話しは本当に有難い」と沢山お話しを頂いてます。
次に時間割表を見て、明日、学校の授業で何を勉強するのか、何を用意するのかを調べます。
ノートや鉛筆、消しゴムは揃っているか、又、体操着など持ち物は準備してあるかです。
1年生はお母さまの援助が大切です。
どうぞ、お家でもしっかりお話ししてください。(園長 今湊良敬)
お釈迦さま「涅槃会」
2月15日は涅槃会(ねはんえ)といいまして、お釈迦さまがお亡くなりになった日です。
お釈迦さまの最後のお言葉は「すべてのものは移ろいゆく。おこたることなくつとめなさい。」でした。お年は80歳でした。
お釈迦さまお誕生の地「ルンビニー」、修行とお悟りの地「ブッダガヤ」、初めてお説法された地ベナレスの「サルナート」、そしてお涅槃の地「クシナガラ」を四大聖地として巡礼をいたします。
私は7、8回巡礼をいたしました。仏跡巡礼は乾期の11月から3月頃までが適期なのですが、クシナガラは他の仏跡に比べて一番不便な砂漠の中にあります。
長時間のバスに揺られ、汗まみれ砂まみれでクシナガラのお釈迦さま大葬の跡に建立された涅槃仏の安置されてあるお堂に到着します。
するとどうでしょう。スリランカ・ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア・チベットなどからの巡礼者も多く、五体投地の礼拝をしておられました。
私どもも礼拝して三帰依(南無帰依仏・帰依法・帰依僧)をパリー語(インドの古代語)で唱えましたところ、巡礼僧の皆さんも唱和して下さいました。
一同涙を流して感激し、言葉は通じませんでしたが仏教徒としてお互いに手をとり合って喜びました。
同行者が煙草を取り出して一服しますと、各国の坊さんたちも手を出されましたので、皆さんに布施をいたしましたところ「日本のタバコはとてもおいしい」と満足そうに一服されました。
(園長 今湊良敬)
ルンビニー
ブッダガヤ
サルナート
クシナガラ
ぐんぐん大きくなる子どもたち
「柱の傷は おととしの5月5日の背くらべ。ちまきたべたべ兄さんが 計ってくれた背のたけ」で始まる童謡がありますね。「おととしの背くらべ」でなく、30年前との背くらべの数字を見つけました。それは、平成25年度学校保健統計調査結果の中に、身長・体重について親の世代30年前の昭和58年度調査との比較がありました。学校保健調査ですから、幼・小・中・高の児童・生徒、5歳から17歳までの子どもたちとの比較です。身長では男子・女子各学年令すべて親の世代を上廻っており、男子の11歳と13歳では2.8センチと最も差が大きく、女子も9歳で2.4センチと差が大きくなっています。
私たちジジ・ババ世代は、孫たちの間に入りますと、ガリバー旅行記の大人国に入った感ですね。 体重も殆どの年令でパパ・ママ世代を上廻っており、男子では16歳で2.8キロ、女子は9歳で1.8キロと差が大きくなっています。
さあ、どこまで大きくなるのでしょうか。心配で報告書をよく読みましたら「近年は概ね横ばいで推移している」とのことでした。 (園長 今湊良敬)
寒中お見舞い申し上げます
大寒に入りました。珍しくお天道様の お顔も見える日もありますが、晴天の日ほど寒く感ずるのは園長だけでしょうか。
寒い国といいますとロシアですね。そのロシア・ソチでは、第22回冬季オリンピック大会が2月8日(日本時間)より23日まで開催されます。フィギュアスケートやスキー・ジャンプなどその他さまざまな競技が行われますが、日本の選手の活躍も期待されます。目が離せませんね。しっかりと応援いたしましょう。
子どもたちは書き初め・もちつき・カルタ大会・お天気のよい日は園庭でタコあげ(ビニール袋に赤や青や黄色の足をつけた本当にタコでした)などお正月のあそびを楽しみました。各クラスでは、節分豆まきの鬼のお面づくりや「ひなまつりおゆうぎ会」のための「衣装合わせ」も始まり、仮縫いの衣装を着けた子どもたちが、とても楽しそうに、とびはねています。
さて、もうすぐ節分・豆まき、立春を迎えます。ですがまだまだ天候に注意しなければなりません。吹雪の日や凍結の日もあろうかと思われます。市内の交通の乱れも予想されます。スクールバスの運行につきましても連絡網などでご協力をお願いして、待ち時間が短縮されるようにいたしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(園長 今湊良敬)
【書き初め】
【もちつき大会】
【かるたあそび】
【タコあげ】
3学期を迎えるに当たって
この3学期は、カレンダーの上では3ヶ月ですけれども、園児たちの登園日は51日です。(自由登園日の土曜日も入れます。)そこで、本園の教育計画では、3学期を大きく一つのまとまりとして指導計画を立案して毎日の生活をすすめてまいります。
年長組の子どもたちは、この3学期を幼稚園生活のまとめとして、元気な一年生になる心がまえをしなくてはなりません。本園では、この一年間の幼稚園生活のまとめとして、3月2日(日)に全園児の生活発表会「ひなまつりおゆうぎ会」を開催いたします。いずれご案内をいたしますが、どうぞ皆さま今からご予定下さい。
これから本格的な寒さがつづくものと思われます。積雪や吹雪の日もあると思いますが、雪国で育つ子どもたちです。しっかりと防寒対策の上 元気よく送り出して下さい。また、吹雪等の為スクールバスの遅延もあろうかと予想されますが、連絡網やホームページのスクールバス運行情報などご利用下さって無事に運行出来ますようご協力の程お願い申し上げます。
ともあれ、冬には冬の季節の楽しみがあります。晴れた日には園庭へ出てソリ遊びや雪だるまつくりや雪合戦。屋内では福笑いやカルタとり、大きな杵や臼を使ってもちつき大会。又、天神さまへ奉納のかき初めや節分の豆まきのお面の製作などなど。この季節の行事やあそびを楽しみながら元気よく冬期の幼稚園生活が過ごせますようしっかりと計画を立てております。(園長 今湊 良敬)
両手の世界
たのしい年賀状 有難うございました
あけましておめでとうございます
皆さま あけましておめでとうございます
平成26年の新春のお祝いを申し上げます。
今年も「いのちとひかりに限りのないみほとけの大慈大悲」と、ご家族皆さま方の温かな愛情につつまれて、子どもたちが心身ともにかしこく、すこやかに育たれますことを心から念ずる次第でございます。あわせましてご家族皆さま方のご健勝を祈念申し上げます。(園長 今湊 良敬)